2007-10-24 第168回国会 衆議院 法務委員会 第2号
本件に入って、志布志事件、これは、十二名の方だったかと思いますが、選挙事犯ですね。それから、富山県の強姦事件等、刑の執行を終了してしまったなどという、その後で真犯人が存在することが発覚、こういうことは絶対あってはいけないということで、最高検において、富山の事件や志布志事件の捜査、公判活動の問題点を調査、検討し、本年八月、報告書を取りまとめて公表しました。
本件に入って、志布志事件、これは、十二名の方だったかと思いますが、選挙事犯ですね。それから、富山県の強姦事件等、刑の執行を終了してしまったなどという、その後で真犯人が存在することが発覚、こういうことは絶対あってはいけないということで、最高検において、富山の事件や志布志事件の捜査、公判活動の問題点を調査、検討し、本年八月、報告書を取りまとめて公表しました。
だから、そういう点で温かい涙のある法の執行を特に選挙事犯等々については常に心がけていただきたい。その辺の要請といいますか、バランスといいますか、それをひとつ法務大臣、一言お願いします。
それは、大臣としてはそこまでのことだろうと思いますけれども、この恩赦の、きのう私が申し上げ方が下手で、かつて恩赦法の改正が選挙事犯者をたくさん含んでしまうということが、だんだん世の中進歩していわゆる再審制度だとか個別恩赦がだんだん機能してきた、こういうことによっていわゆる政令恩赦というものを特に国家による特別な計らいというふうな形でする必要はだんだんなくなってきているんじゃないか。
それからもう つは、ここはあえて踏み切って、これもまた勇気を奮って申し上げるわけですけれども、現在の選挙事犯摘発の仕方なんです。これはいろいろな端緒がありましょうけれども、おおむねは、おおよそはかなり密告というものに依存しております。それですから、密告が非常に好きな陣営と戦うことは、密告が嫌いな、あるいはそういうものを余り得意としてない陣営が戦うのは並み大抵の努力じゃないのです、はっきり申して。
そういう意味においては、私はやはり、警察は、権力がやっている選挙であるからといって手を抜くなんということは絶対にしてはならない、余計に目を大きくして選挙事犯については当たるようにしなければならない、こう思っておりますので、そのことは希望意見として申し上げておきます。 そういう意味で、私は先ほど自民党と申し上げました。
それで、提案者である後藤田さん自身も、一九七四年の第十回参院選挙で、あなたのところ、実に二百六十八名の空前の買収選挙事犯を出しているのですよね。
それからもう一つ、この選挙違反事件が多いか少ないかというのは、御承知のように選挙事犯というのはいわゆる露出犯ではございません。それは戸別訪問等は露出犯の場合があり得ますけれども、大体は探知犯でございますから、そこで取り締まり当局の取り締まりの態度といいますか、方針というか、これが大きく影響をすると私は思います。
○倉石国務大臣 いわゆる百日裁判という言葉がございますけれども、選挙事犯については大変おくれるものもある、こういうことを是正すべきであるという意見が自由民主党の政務調査会の中に台頭してきたようであります。その小委員会ができまして、そこでいろいろな案が出ておるようでありますが、私はまだ連絡を受けておりません。
そのほか「深夜に及ぶ取調べを行い、あるいは病状を無視して取調べを強行して卒倒させた」というふうな事例、これに見合う事例といたしましても具体的な事例の御指摘がなくて、一つの例として、何か年寄りの老婦人を深夜取り調べたところが卒倒したそうであるというふうな程度の御指摘だったようですが、一応それに見合う案件といたしましては、選挙事犯の重要参考人でかなり老齢な方がおりまして、自宅で任意に事情を聴取しようとしたところが
そこで警察並びに法務省に伺いたいのは、いま、あなた方の手元で党派別の選挙事犯検挙人員表あるいは起訴人員表というものを党派別に用意なさっているかどうか、なさっているならお出し願いたいと思うんですが、その点どうです。
昭和二十一年四月衆議院総選挙、昭和二十四年一月二十三日の衆議院総選挙、それから昭和二十五年六月八日の参議院選挙、このときに選挙事犯の党派別検挙人員を公表している。公表して、現に載っている公刊物があります。 法務省もそうだ。法務省は二十七年十月一日の衆議院総選挙のときの選挙事犯党派別起訴人員、受理件数、処分件数、起訴件数、人員というものを発表している前例があるんです。これをひとつ調べてください。
○説明員(安原美穂君) 先ほど政務次官も申されましたように、選挙事犯については、特に検察当局といたしましては厳正公平な態度を持しておるわけでございまして、積極的な態度でこの告発事件に対処しておるわけでございますが、問題はこの自由妨害の、特殊の利害関係を利用して威迫するという行為があったかどうかというようなことの認定について時間を要しているというのが実情であると聞いております。
○町村国務大臣 選挙事犯、ことに買収に関する件数その他については政府委員からお答えをいたさせますが、私どもも実は選挙について、選挙の公正を最も害するものは何と言っても買収事犯である、かように考えておるのでございまして、おそらく今回の選挙に際しましても、警察当局としては買収事犯というものを最も重視をいたしまして、このことの捜査には最も力を入れたもの、私はかように承知をいたしておるのでございます。
窃盗や傷人も増えるが、最も悪いのは恩赦を予想した選挙事犯である。何よりも神聖であり公正でなければならない選挙が、恩赦があるだろうと予想されるとすぐ腐敗してしまう。今年などは参院選挙や知事選挙など三つも四つも選挙の重なる年である。その関係者がしきりに恩赦を口にしているのだから嫌になる。」こういうふうに中川善之助さんは言っておられるわけであります。
(拍手) なお、この際、沖繩返還にかんがみて選挙事犯の恩赦を検討しているやの風聞がしきりでありますが、これほど返還の意義を曲げるものはありません。あわせて総理の見解を伺いたい。 さらに、憲法に規定するとおり、内閣総理大臣は国務大臣を任命します。
委員長退席、大西委員長代理着席〕 ですからまず、捜査のことはあとで伺うとして、自治省としてはそういう対策、いま私が申し上げておるように、形式的に当選しておっても、公正を害するような行為に基づいて当選をした者については、その当選が有効であるということが明らかになるまで議員としての権限行使は認めないというような考え方、これは選挙制度審議会でも議論されておることでありますので、一般論的に言えば、買収による選挙事犯
したがいまして、この意味から申しまして、選挙事犯というものに対する考えはもっと厳粛でなければいかぬと。多少世の中にそういう風潮のあることは遺憾でございます。これにはいろいろの原因もございましょう。
いまも言いましたその三者の話し合い事項をひとつ忠実に守っていって、特にこの選挙事犯の裁判の促進に努力をしていきたい、かように考えております。
○国務大臣(田中伊三次君) おことばのとおり、このたびの選挙の一つの特徴でございますが、同居の家族が選挙事犯を起こした事例が比較的に従来と比べますと多うございます。たとえば配偶者が事犯を起こしたものが、全国に残念なことでありますが、二十件に及んでおります。それから兄弟が起こしたものが十二件、子供が起こしたものが六件、さらに両親が事犯を起こしましたものが四件という事態でございます。
そのほかに、やはり何と申しましても、たいへん残念なことでありますが、選挙事犯につきましては、符に裁判の確定が先へ延びれば延びますほど、現実的には右利になるということはいなめない状況でございまして、中には起訴されました後に、そうは考えたくはないのごでございますが、ことさら公判を延引せしめる関係者もないわけではないように思われるのでございます。
私は、まだ今日に至るまで、この選挙事犯の捜査が開始されましてから検事正、次席検事、特捜部長等に一ぺんもお会いしたことさえございません。たとえば法務大臣室においてとか、あるいはパーティその他の席におきましてもそうでありますが、一ぺんも実は会ったことさえございません。